2. 子音 [r] | 英語の発音 メモ |
JenniferESL Lesson 5a - R - English Pronunciation
以下は、動画によるJenniferの説明の概要です。
"R"の発音を、まず母音として、次に子音として、さらにLとの組み合わせで学習します。
母音としての”R" は、
[ɚ]中舌-半狭-非円唇-母音(Central-Close-mid-unrounded)
です。
sir, Jennifer
特徴は始めから終わりまで有声音であること。口唇を少しだけ丸めること(日本語の「う」ほどではないが「え」よりは丸める)。舌の形と位置が最も大切です。舌先は上げて前歯の裏の歯茎に近づけますが決してどこにも触ってはいけません。舌の中ほどは凹ませ後ろは上げます。舌の両側も上の歯につくまで上げます。また、舌を喉の奥へ下げてはいけません。舌を巻いて喉の奥へ下げた音(私が中学、高校以来勘違いしていた"R"の音!)は間違いです。
turn hurt fur curtain Thursday
dirt bird shirt first circle
serve certain person perfect term
word work
journalist journal
earth heard
つぎは、[ɚ]の音に強いアクセントがない場合です。
enter teacher other father faster
motherhood energy computer perhaps summertime
JenniferESL Lesson 5a (continued) - R - English Pronunciation
ここでは、 [ɚ] の音が他の母音に続く連続した母音の場合です。( 連続した母音は音節としては一つと数えます)
ear [Iɚ] (ただし、辞書の多くは[ir]と書かれています)
air [ɛɚ] (ただし、辞書の多くは[ɛr]と書かれています)
or [ɔɚ] (ただし、辞書の多くは[ɔr]と書かれています)
are [ɑɚ] (ただし、辞書の多くは[ɑr]と書かれています)
ここで多くの辞書とは書き方を変えてあるのは、母音としての”R"をきちんと知るためです。
音は、最初の母音([I]など)から滑らかに変化して[ɚ]になります。これらの単語は音節が一つなので、さらに二つの音を合体させます。
口をほとんど開かない単語から開く単語への例です。
tear (as in crying)(涙)
tear (ar in repping)(引き裂く)
tore
tar
[Iɚ] dear beer cashier weird here
[ɛɚ] air care
[ɔɚ] or more door four warm
[ɑɚ] car heart
[Ʊɚ] tour poor sure
次は短いけど音節が二つの例です。(母音が3個続くと音節に分けるようです)
fire [faIɚ] 音節に分けると fi-re[fa I -ɚ]
hour [aƱɚ] 音節に分けると hou-r [aƱ-ɚ]
普通は、音節が違う母音は分けて 発音します( 滑らかに変化させて混ぜません、くっつけるだけです) 。つまり、二個連続する母音のように一体にしません。
ところで、さらに音節にまたがる母音たちを滑らかに変化させて発音することもできます。(早口のときかもしれません)
そのとき、[y]と[w]になります。
fire [faIɚ] 音節に分けると fi-re[faI-ɚ] 滑らかに変化させて発音する [fyɚ]
hour [aƱɚ] 音節に分けると hou-r [aƱ-ɚ] 滑らかに変化させて発音する[awɚ]
練習です。
[aIɚ] fire tire hire liar
[ɔIɚ] employer
[aƱɚ] our flour hour
JenniferESL Lesson 5b - R - English Pronunciation
いよいよ、子音としての”R"の音[r]ですが、まず、母音としての”R” [ɚ] を復習しておきます。
まず、口唇を少しだけ丸くします(Round your lips a little)。舌の位置は、舌先を前歯の裏側の歯茎にぎりぎりまで近づけます(Raise the tip of tongue towards the hard bump behind your upper front teeth)、舌を歯茎につけてはいけません(BUT don't let your tongue touch the bump)、舌の中央は少し凹ませます(The center of the tongue is down)、そして後ろ側は持ち上げて硬いボールのように丸くします(The back of the tongue is raised and pulled into a tight ball)、舌の両側は上の両側の歯に軽く付くまで持ち上げます(The sides of your tongue touch the upper side teeth, do not pushing)。(復習終わり)
子音としての”R"の音[r]は、母音としての”R” [ɚ] と口唇と舌は同じですが、もっと短く早く音を出します(We make "r" as a consonant the same way we make "r" as a vowel, only it's done much faster.)
例 run [rʌn]
“r"を子音とするため、次の母音へ走りこむようにちょっとだけ発音します(When "r" is like a consonant, think of it "running" into the next vowel sound.)。
練習1
reach rich rain red
ran rock run rose rookie
room right round Roy
write wrote written wrong wrap wrist
[r]と[w]の違いについて
[r] run
[w] won
[r] は、口唇の形が少しだけ丸くなり、そのままを次の母音に代わるまで保持します。[w]は、音と共に口唇の動きがあります。まず口唇をしっかりと小さく丸くすぼめそれから力を抜いて広げます。[r]は舌の位置と形が重要であり、[w]は口唇の形と動きが重要です。
white – right
why – rye
one – run
weed – read
way – ray
wed – red
JenniferESL Lesson 5b (second part) - R - English Pronunciation
単語のはじめの[r] も音節の始めの[r]も同じ発音です。
red around
ran arrive
road kangaroo
単語の中間に"r"があるとき、先行する母音にこの[r]を混合して、より一層子音的になります。
very caring
carrot forest
barroom Jared
単語が連続するとき、先行する単語の最後の”r"と後続の単語の母音がつながって発音されます。
tear it , far off
fear alligators, Nor am I.
her office, poor aunt
[t]、[d]と[r]の違い
ton, done, run
[t]、[d]は、舌先を上前歯の裏側にしっかりつけて息の流れを止めてから破裂するように発音します。[r]は舌先を上前歯の裏側に近づけますがつけません、さらに[r]の口唇は、やさしく丸い形です(日本語の「う」ほどではないが「え」よりは丸める)。[t]、[d]の口唇は、もっとリラックスして力が抜けています。
[r]音で始まり[r]音で終わる単語の例 (発音きこれまでの説明どおりでよい)
rare rear roar
JenniferESL Lesson 5b (third part) - R - English Pronunciation
他の子音に[r]がつく場合です。
まず最初に
[fr] frog
[f]と[r]をつないで次の母音へ進みます。fogとなってもいけませんし、furogとなってもいけません。
他に特別な例は、
[kr] crazy
[pr] prize
[tr] train
です。ここで注意することは、[r]はもともとは有声子音でしたが、[k][p][t]が先行する[r]は無声子音になり次の母音で有声となります。
練習です。
brain break broom draw drew drown
frog frown fry grass grain grow
shrink shrank shrunk
crazy crane crash scratchFONT>
pray project prime spray
train trip tree strum
もう一度[r]の音の舌の位置を確認してください。[r]は舌先を上前歯の裏側に近づけますがつけません。
President Ronald Reagan
JenniferESL Lesson 5c (second part) - R and L - English Pronunciation
いよいよ[r]と[l]が同じ単語に含まれている場合です。
[ɚl] girl
この場合、[r]は有声子音です。つまり[ɚ]の音で、口唇は、やさしく丸い形で、舌先を上前歯の裏側に近づけますがつけません。舌の両側は左右の上の歯に軽くつけ舌の中央は凹ませ舌の後ろは持ち上げ硬いボールのようにします。ここから[l]の音に進むには、口唇から力を抜いて広げて舌先を前歯の裏につけてそのままにして、舌の両側は上の歯から放して下へ行き舌の後ろは平たくなります。注意しておくことは、単語の最後で[l]の舌の形はそのまま維持していることです。つまり舌先は前歯の裏につけたままです。(日本人の癖、母音のウで終わることは、正しい発音ではありません。)
Carl curl earl girl
hurl Merle pearl Shirley
twirl world
(Shirley world は、[l]以外で終わるので舌の形は変わります)